岡田阪神の快進撃に球団首脳も笑顔「守り勝つ野球が徐々に浸透」2軍新施設・ゼロカーボンベースボールパークの起工式

 儀式を行う(奥から)久須氏、杉山氏、百北氏、松本市長、森山副市長
 始球式を行った(左から)松本尼崎市長、秦氏、杉山氏
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 阪神のファーム施設移転プロジェクト「ゼロカーボンベースボールパーク」の起工式が18日、移転先である尼崎市の小田南公園で行われた。

 25年に、現在鳴尾浜にあるファーム施設を移転予定で、野球場、室内練習場、選手寮兼クラブハウスが建てられる。

 野球場の方角やグラウンドの形状、私用は甲子園球場と同じでスタンド席は約3600席。ボール自動回収の打撃マシンや、流水リハビリ・トレーニングプール施設など、現在鳴尾浜にない施設も整備される。

 起工式には阪神電鉄代表取締役・取締役会長の秦雅夫氏、同社代表取締役社長の久須勇介氏、球団取締役オーナーの杉山健博氏、球団代表取締役社長の百北幸司氏、松本眞尼崎市長など、約90人が出席。

 大物主神社斎主の元、儀式が約1時間行われ、実際と同じ位置にホームベースも設置され、秦氏、杉山氏、松本市長による始球式も行われた。岩崎投手と同じ静岡出身の松本市長は裏地が岩崎のユニホームになっている“特注スーツ”を披露し、沸かせた。

 式の最後に、久須氏は「タイガースには充実した練習環境の元、チーム力強化、日本一を実現し、尼崎、関西を大いに盛り上げてくれることを期待します」とあいさつ。

 百北氏は「甲子園球場に近いため、首脳陣の視察や選手の入れ替えなど、チーム一体となって運営することができるため、とても素晴らしい練習環境となり、2年後が待ち遠しい」と期待した。

 阪神本線、なんば線が通る大物駅が最寄り駅と利便性もいいが、現在運行しているのは普通電車のみ。「さっき社長に『臨時列車止まらす必要あるんかな』という冗談も話してました」とも明かした。

 6連勝中と絶好調のチームには「岡田監督の守り勝つ野球が徐々に浸透していってる」と笑顔を見せた。

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