阪神・石井が抹消 前夜プロ初勝利も登板時に腰痛発症 岡田監督「俺も終わってから聞いたんよ」
阪神・石井大智投手(25)が12日、出場選手登録を抹消された。1回無失点に抑えてプロ初勝利を挙げた前日11日・ヤクルト戦(甲子園)の登板時に腰痛を発症したため。この日に兵庫県内の病院を受診しており、甲子園には姿がなかった。
今季は13試合に登板して1勝0敗、5ホールド、防御率0・60。岡田監督からの信頼も厚く、僅差の場面や“勝ちパターン”での登板を任されるなど存在感を高めていた。
救援陣7人体制で臨んでいた中、頼れる存在が離脱。指揮官は「ちょっとおかしかったみたいやからなあ。俺も(試合が)終わってから聞いたんよ。本当はヒーロー(インタビュー)やったんやろ?ちょっと休まないとあかんみたい」と明かした。
また、この日は浜地真澄投手(24)が再登録された。指揮官は「(石井の)代役じゃない。最初から浜地は上げるつもりやった」と説明。昨季52試合に登板した右腕は、今季もセットアッパーとして期待されたが、登板5試合で防御率14・54と苦しい投球が続いた。4月11日・巨人戦(東京ド)では2被弾するなど1死しか奪えず4失点で降板となり、翌12日に登録抹消。それでも、2軍戦で6試合に登板して防御率0・00と状態を上げ、再昇格となった。
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