阪神・ミエセスは意外にも「すごくシャイ」 一生懸命な“ミエちゃん”の周りに笑顔の輪
「広島0-5阪神」(5日、マツダスタジアム)
1軍初昇格した阪神の新外国人ヨハン・ミエセス外野手(27)が「6番・右翼」でスタメン出場し、六回に左翼へ豪快なソロ弾を放った。陽気なイメージが先行しているが「実はすごくシャイ」という助っ人の素顔を担当記者が紹介する。
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陽気なドミニカン-そんなイメージがあったミエセス。しかし橘通訳は「実はすごくシャイなんですよ」と明かす。たしかに鳴尾浜でもいつも記者らのあいさつに、照れくさそうにはにかんでいた。
橘通訳いわく「遠征先でも引っ張り出さないとテイクアウトしてホテルでご飯食べて、家族と電話してることが多いです。口数は多くないですね」とかなりシャイなよう。
それでもいつも全力でチームを盛り上げた。3月26日のウエスタン・中日戦が雨天中止となり、室内で練習していたときのこと。「ミエちゃん!」とノック練習をしていた野手陣に呼ばれた。
最初は首を振っていたミエセスだったが、仲間からのリクエストに応え参加。巨体とドレッドヘアを揺らしながら白球を追い続け、最後は笑顔で倒れ込んだ。一生懸命な助っ人の周りには笑顔の輪が広がった。(デイリースポーツ阪神担当・山村菜々子)
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