阪神 初勝利狙うヤクルト・吉村の前に五回まで1安打 初回満塁の先制機を生かせず

 3回、三ゴロに倒れ悔しがるノイジー(撮影・高部洋祐)
 4回、井上(左)と才木の交代を告げに向かう岡田監督(撮影・西岡正)
 1回、空振り三振に倒れる井上(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト-阪神」(30日、神宮球場)

 阪神打線がヤクルト先発の吉村を打ちあぐねている。五回終了時点でわずか1安打と本塁が遠い展開が続いている。

 初回は大チャンスだったが、モノにすることができなかった。初回2死走者なしから吉村が制球に苦しみ、クリーンアップ3人に3連続四球。ここで試合前時点で満塁打率・750だった井上が打席に入った。

 しかし、カウント2-2からの真ん中直球にバットが空を切り、3者残塁に終わってしまった。二回以降は吉村が尻上がりに調子を上げていく。五回には先頭・梅野が自身18打席ぶりの安打でチャンスメークしたが、続く木浪が二ゴロ併殺打。9番・板山も空振り三振に仕留められた。

 3点ビハインドの展開だが、なんとか反撃のきっかけをつかみたい。

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