「ヤクルト０－４阪神」（２８日、神宮球場）

　阪神の大竹耕太郎投手が開幕から無傷の３戦３勝。ハーラートップタイに立ち、ツイッターでは「現役ドラフト大成功」「今年を見る限り成功している」「環境を変えるって大事なんですね」といった声が集まっている。

　大竹は甲子園でお立ち台に立った際、「現役ドラフトで移籍してきました大竹耕太郎です」と自己紹介し大きな拍手を浴びた。キャンプ中の実戦から結果を残して開幕ローテ入りを果たすと、雨にたたられて登板が飛ぶことはあったが、３試合でわずか１失点としっかり結果を残している。

　他球団では中日・細川が打率・３１７でセ・リーグのランキングでトップ１０入りする活躍。巨人・オコエも打率・２６０、２本塁打と打撃だけでなく守備でも好プレーを見せている。

　広島・戸根は貴重なリリーフ左腕として９試合に登板し、防御率２・２５をマークするなど、貴重な戦力としてチームの勝利に貢献している。当初は不安の声があがっていた現役ドラフト。大竹らの活躍が来年度の活性化を後押しするかもしれない。