阪神の右翼・島田が痛恨の後逸で追加点献上 捕球体勢に入るもグラブの下をボールが通過 甲子園は重苦しいムード

 3回、島田は大城卓の打球にグラブを出すも捕球できず適時三塁打となる(撮影・山口登)
 3回、大城卓の打球を右翼手の島田が捕球出来ず、適時三塁打となる(撮影・中田匡峻)
 3回、島田は大城卓の打球にグラブを出すも捕球できず適時三塁打となる(撮影・山口登)
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 「阪神-巨人」(26日、甲子園球場)

 阪神が痛い“守備のミス”でリードを広げられてしまった。

 場面は三回、1点を追加され、なおも1死一塁の場面。巨人・大城卓が右翼へ放った痛烈なライナーに対し、阪神の右翼・島田が捕球体勢に入りながら痛恨の後逸。右翼フェンスまでボールが転々とする間に一塁から岡本和が生還し、大城卓は三塁に到達した。

 記録は三塁打。打球にラインドライブがかかっていたのか、島田は捕球体勢に入りながらもボールがグラブの下をすり抜けた。また1死一塁で打順が下位に向かう状況であることを踏まえ、チームとして「長打警戒」が最優先になる場面だった。

 さらに西勇は投手・戸郷、オコエにも連続適時打を浴び、三回までに5失点。雨上がりの甲子園には重苦しいムードが充満した。

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