阪神・伊藤将 27日G斬りや お待たせ今季1軍初先発へ「しっかりモノにしたい」
左肩違和感を訴え、2軍で調整を続けていた阪神・伊藤将司投手(26)が27日・巨人戦(甲子園)で今季初先発する方向であることが21日、分かった。20日・広島戦に先発した西純の出場選手登録抹消に伴い、先発枠に一つ空きが出た形。この日、鳴尾浜でキャッチボールなどでの調整後、取材に応じた左腕は「チャンスがあれば、しっかりモノにしたいなと思います」と気合が入っている。
スタンバイは十分できている。前回先発した15日のウエスタン・ソフトバンク戦(タマスタ筑後)では、5回3安打無失点、無四球と貫禄の投球を披露していた。「全体的にストレートもしっかり投げられているので」と投球の生命線となる直球の球質にも手応えを抱いている。
22日の同中日戦(甲子園)では先発する予定だったが、川原に変更。名古屋への移動時にも岡田監督が「(登板したら)中4日になるからな。左(大竹)、左(伊藤将)になるからな」と言葉に含みを持たせていた。
西勇、大竹の後を受け、巨人戦3戦目のマウンドに向かう。昨季は2試合連続完封を挙げるなど3戦3勝、防御率0・38と宿敵を得意にしていた。完全復活の快投を演じ、先発ローテに定着する。
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