阪神・佐藤輝が今季初適時打! 自身55打席目で得点圏初安打

6回、左前に適時打を放つ佐藤輝(撮影・高部洋祐)
6回、右中間へ適時二塁打を放つ阪神・ノイジー(撮影・立川洋一郎)
6回、ノイジーの適時二塁打で生還した近本(撮影・中田匡峻)
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 「阪神-広島」(19日、甲子園球場)

 阪神の佐藤輝明内野手が、開幕から15試合目で今季初タイムリーを放った。

 1点リードの六回、先頭の近本が右翼線へ、今季早くも3本目となる三塁打でチャンスメーク。中野は前進守備の真正面となる二ゴロで倒れたが、続くノイジーの打球は右中間へ。中堅手の秋山が横っ跳びで懸命に捕球を試みるが届かず、近本が悠々と生還。適時二塁打となり、1点を追加した。

 なおも1死二塁で、広島ベンチは先発の遠藤をあきらめ、島内にスイッチ。大山を空振り三振に仕留めたが、続く佐藤輝がしぶとく左前へ運び、さらに1点を追加した。

 2ストライクからの4球目、2番手・島内が投じた154キロ直球を捉えると、打球は三遊間を破り左前へ。その間に二走・ノイジーが一気に生還して貴重な追加点を奪った。

 開幕から不振が続いた佐藤輝は実にチーム15試合目、自身55打席目での今季初適時打。ここまでの1打点は犠飛で、得点圏での安打はこれが初となった。この試合前まで打率・163と低迷。先頭の五回には先制につながる左前二塁打を放つなど、3月31日のDeNA戦(京セラ)以来となる複数安打をマークした。

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