阪神・木浪 今季2度目の猛打ショー 初回好守で「乗って行けた」 打率・474
「DeNA8-3阪神」(14日、横浜スタジアム)
阪神・木浪への信頼感は日に日に増していく。今季2度目の3安打猛打賞に加え、好守も披露。劣勢の中でも、絶えず気を吐いた。
華麗な身のこなしで、横浜の虎党をうならせた。初回1死一塁で三遊間へのゴロを逆シングルで捕球。体勢を崩しながらもすぐさま二塁に送球し、併殺を完成させた。
「初回の流れが変わるところでああいうプレーができたのはよかった。あれで乗って行けた」
気迫は打棒にも乗り移る。二回2死二塁では、追い込まれながらも外角チェンジアップに食らいついて先制中前適時打。七回先頭では執念のヘッドスライディングで遊撃内野安打をもぎ取り、九回1死では詰まりながら左前打を記録した。
「(打球が)いいところに行ってくれている。そういうことができているのでいいですね」。これで19打数9安打、打率・474。安打を放つコツが体に染み込んでいる。
6試合連続スタメン出場し、結果を残し続ける背番号0。その座を確固たるものにすべく、躍動を続ける。
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