逆転ローテ入りの可能性が急浮上だ。阪神・秋山拓巳投手（３１）が１３日、１軍に合流。左肩の違和感を訴えた伊藤将に代わり、１８日のヤクルト戦（神宮）に先発することを岡田監督が明言した。

　開幕２戦目の先発が濃厚である伊藤将が１０日に症状を訴え、１１日・日本ハム戦（甲子園）の先発を回避。当初は１度だけ登板を飛ばす見込みだったが、指揮官は「次（１８日）も無理やろうなあ」と言及した。左腕はこの日、甲子園での投手指名練習に参加せず検査へ。１６日にブルペン入りする予定だが、今後は不透明となった。

　代役候補として緊急招集となった秋山は、新大阪駅から横浜入り。「そう多くないチャンス。ローテーションに入れるように」と闘志を燃やした。１０日・日本ハム戦で４回無失点と好投した村上も候補の一人。同じく１８日・ヤクルト戦に中継ぎで登板する。

　指揮官は「最後がどうなるかやな」と開幕前ラストの実戦となる２４日からのオリックス３連戦（京セラ）で最終判断する方針。伊藤将の回復はもちろん、秋山＆村上のアピールにも期待がかかる。