阪神がオリックスに逆転勝ち 新外国人ミエセスがオープン戦初本塁打など4打点 投げては中継ぎリレーで1失点

 逆転打を放った4回表終了後、ファンの声援に応えるミエセス(撮影・高部洋祐)
 力投する富田(撮影・高部洋祐)
 力投する島本(撮影・高部洋祐)
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 「オープン戦、オリックス1-5阪神」(9日、京セラドーム大阪)

 阪神は新外国人ヨハン・ミエセス外野手(27)がオープン戦初本塁打を放つなど4打点の活躍で逆転勝ちした。

 「6番・左翼」で先発出場したミエセスは0-1の四回2死満塁で打席に立つと、右腕・村西の145キロ直球を右前にはじき返した。逆転の2点適時打は先月26日の日本ハム戦(名護)以来、オープン戦2本目の安打となった。

 さらに3-1の六回だった。1死から右二塁打を放った5番・佐藤輝を二塁に置いて、比嘉の142キロ直球を強振。左中間最深部へ2ランを運び、5-1と突き放した。

 “プロ初先発”のドラフト6位・富田(三菱自動車岡崎)は2回3安打1失点だった。6日の日本代表戦で大谷に3ランを被弾して以来のマウンド。初回2死一、三塁から5番・ゴンザレスに先制の左前適時打を浴びたが、二回は無失点で切り抜けた。

 岡田監督は宣言通り“中継ぎリレー”を実行。2番手・加治屋が2回無失点で抑えると、五回に登板した3番手のK・ケラーから岩崎、浜地が1回無失点でつないだ。八回は2軍から昇格した島本が0封。九回は石井が締めた。

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