阪神 臨時コーチの鳥谷氏、桐敷、岡留が小児病棟を訪問 約60人に球団グッズを贈る

 こども医療センターに贈呈したグッズを手に記念写真に納まる(左から)岡留、鳥谷敬氏、桐敷(撮影・高部洋祐)
 病院関係者に文房具を贈呈する鳥谷敬氏(撮影・高部洋祐)
 病院関係者らと記念写真に納まる(後列左から4人目から順に)岡留、桐敷、鳥谷敬氏(撮影・高部洋祐)
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 今春キャンプで臨時コーチを務める阪神OBの鳥谷敬氏(41)が8日、桐敷拓馬投手(23)、岡留英貴投手(23)と「沖縄県立南部医療センター・こども医療センター」を訪問し、小児病棟の患者約60人に球団グッズを贈った。

 iPadを活用し、入院している子どもたちと画面越しでの交流を図る場面もあり、子どもたちも笑顔。鳥谷氏は「本当にそれぞれ病気も違ったりとか、年齢も違ったりとか、たたかい方は全然違うと思うんですけど、自分たちができることっていうのは本当にこの元気に野球をやっている姿を、今自分はできないですけど選手が来て、見せること。あとはやっぱり、ああこの選手を見に行きたいなって選手であってほしいって思いもあるので。まあ1日でも早く病気っていうものと闘う中で、それに打ち勝って、球場にぜひ来てほしいなって思いは常に、ずっと持ったままこの活動を15年間やっていますし、そういう思いは2年前に現役を引退して、自分が球場に行きたいって気持ちを高めることはできないので、次の世代にもバトンタッチして、まあ1日も早く、日常生活を取り戻してほしいなって思っています」と話していた。

 初めて参加した桐敷、岡留も決意を新たにした。まず桐敷は「先発でより多くの試合で投げて、子どもたちだったり、ファンの人にエールを送れるように、今年はアレを目指せるように頑張ります」と意気込み、岡留は「去年は悔しいシーズンでした。今年は監督が代わったタイミングで自分たちもチャンスは多くあると思う。1軍で1年間、力になれるようにこのキャンプからアピールしていきます」と話す言葉は力強かった。

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