阪神ドラ1森下“高山ロード”で開幕スタメン 2軍スタートも結果出してはい上がる

 阪神のドラフト1位・森下翔太外野手(22)=中大=ら2軍キャンプメンバーが31日、沖縄入りした。森下は右足肉離れの完治を最優先としながらも、2月を「1軍に行くか2軍に行くかのスタートが決まる大事な時期」と意気込み十分。高山の1年目のように2軍キャンプから結果を出してはい上がり、開幕スタメンを勝ち取ることを誓った。

 覚悟を胸に南国の地に降り立った。沖縄で迎える勝負の2月。初めてのキャンプへ心は燃えている。

 「この2月が一つのアピールポイントで、ここから1軍に行くか2軍に行くかのスタートが決まる大事な時期。けがを治すところから始めて、後れを取らないようにやっていきたい」

 “高山ロード”を歩んでいく。右足肉離れが完治せず、2軍キャンプスタートとなったが、勝負はここからだ。高山も1年目の時、右手首の手術の影響があり、キャンプは2軍スタート。それでもオープン戦で打率・327と結果を残し「1番・左翼」で開幕スタメンを勝ち取った。

 「開幕スタメンを一つ、目標としておいているので、そこに向けて焦らずやっていきたい」と自身も結果を残し、はい上がっていく意気込みだ。森下にとって“追い風”は吹いている。右翼の定位置を争う前川が前日に左上肢のコンディショニング不良で離脱。現時点で強力なライバルが1人減り、井上、ミエセス、島田らと争うこととなった。

 さらに岡田監督は「(打線は)右が4枚、左4枚が理想」と明言。当確している近本、中野、佐藤輝、遊撃は小幡か木浪どちらが選ばれても左打者は4人埋まる形になり、右の森下はチャンス十分だ。

 キャンプにはオーダーした枕を持参し、体のケアへの意識もばっちり。紅白戦には「最高の形であれば出場して、アピールして1軍のキャンプに行ければ」。いよいよ勝負の幕が上がる。

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