阪神・岩貞祐太（３１）、伊藤将司（２６）の両投手が２２日、福岡・北九州市内のグラウンドで行っている合同自主トレを公開した。キャッチボールやゴロ捕球、ランニングなどで汗を流した後、午後からはウエートに取り組み、約４時間。岩貞は「最高の自主トレをさせてもらっています」とうなずいた。

　岩貞との自主トレが初となる伊藤将は「去年とまた違った自主トレで、ウエートだったりとかを中心でやっているので、球速アップも期待できるのかなと思います」と手応えを口にした。

　この日はキャッチボールの際、阪神から移籍が決まった藤浪が所属する米大リーグ・アスレチックスのＴシャツをおそろいで着用。岩貞は「僕ら、あいつの実力とかを知っている者からすれば遅いぐらいだと思いますけど、活躍するための全てを持っていると思うので、あとは本当に楽しんでというか。今まではタイガースの代表としてマウンドで投げるとか、そういうのがありましたけど、個人の挑戦として頑張ってほしいと思います」と改めてエールを送った。

　伊藤将も「２年という短い時間だったんですけど、やっぱりすごいピッチャーだったので。仲良くもさせてもらっていたので寂しいですけど。メジャーでの活躍をすごく楽しみにしてます」とメッセージを送った。