阪神・前川右京 53スイングで24発 ドラ1森下の「えぐい」打撃に大きな刺激

 ロングティーをして打ち込む前川(撮影・立川洋一郎)
 ウオーミングアップをする前川(撮影・立川洋一郎)
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 「ドンッ!」とすさまじい音が響き渡る。阪神・前川右京外野手(19)が15日、鳴尾浜で今年初のロングティーを行い、柵越えを連発してみせた。

 「とにかく遠くに飛ばせられるように力強く振って、いい回転でいく打球も何球かあったので良かった」

 順調に来ているからこそ、予定外のメニューを敢行した。「入れる予定なかったんですけど、高寺さんと『大きく体を使う感じで打とう』と」。トスされた球を一塁ブルペン側から約100メートル先へ悠々と飛ばし、53スイング中24本の柵越え。センターバックスクリーンの左側に次々ぶち当て、パワーと順調な調整ぶりを見せつけた。

 そんな“えぐい打球”を連発した前川が、舌を巻いたのがドラフト1位・森下のバッティングだ。室内で打撃練習を目撃し「えぐかったです」と第一声。右足のコンディション不良で万全の状態ではない中でも、スイングが強かったといい、「えぐかった」「すごかった」を連発。かなり衝撃を受けた様子だ。

 右翼を争うライバルから刺激は受けたが、必要以上に意識はしない。「自分のやるべきことをしっかりしたい」と淡々と話す。キャンプイン、紅白戦を見据え、「1クールに2回は入れたい」とロングティーも継続。キレのある打撃を目指していく。

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