阪神・加治屋“八回の男”や 課題は左打者対策「オフにレベルアップしたい」
阪神・加治屋蓮投手(31)が29日、契約更改交渉に臨み、倍増となる年俸3000万円で更改した。移籍2年目の今季は39試合に登板し、防御率2・43の好成績。「勝ちパターンで投げたい。中継ぎで投げる以上は八回」と来季は“八回の男”に狙いを定めた。(金額は推定)
課題は今季の被打率・313の左打者対策だ。ヒントは近本との会話から得ている。加治屋の持ち球に遅い変化球がないことを指摘され、「左打者は速い球に合わせて打ちにいったところ一、二塁間を抜けたり、ヒット性でないのにヒットになってしまう」と緩急の必要性を助言された。
勝利の方程式入りへ「左も抑えないといけない」と新球チェンジアップ習得に意欲を示す。「競争に入れるように、オフにレベルアップして来季を迎えたい」とさらなる飛躍へ力を込めた。
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