阪神・梅野 盤石投手陣で勝てる虎に 積極対話で若虎底上げ!収穫の安芸打ち上げ

 「阪神秋季キャンプ」(13日、安芸)

 参加メンバー最年長の阪神・梅野隆太郎捕手(31)が13日、高知県安芸市で行っていた秋季キャンプを他のナインよりもひと足早く打ち上げた。若手投手らと積極的にコミュニケーションを図った2週間。来季の正捕手候補は、充実した時間を過ごした。

 小麦色に焼けた肌とテーピングをぐるぐる巻きにした手が充実感を物語っていた。ひと足早く秋季キャンプを打ち上げた梅野。実りの秋となった。

 「充実した2週間でしたね。若い選手とも話せていいコミュニケーションも取れましたし、本当に、いろいろ自分にしても学ぶことも数多くあった。これを春に生かしていくことが大事」

 この日は西純や村上の投球を捕球。今キャンプでは積極的にブルペンに入り、若手投手の球を受けた。1年目の桐敷や岡留らシーズン中、あまり受けられなかった投手ともバッテリーを組み、投球後には気になったことや感じたことを伝えた。

 経験豊富な捕手。積極的な行動は、勝てるチームをつくりたいという強い思いの表れでもある。「能力的なものは個人でできるけど、考え方は知らないことをアドバイスしながら。層の厚い投手陣はずっと続いてほしい」と願っている。

 守り勝つ野球を目指す岡田監督は「捕手もある程度固定というかやっぱり、レギュラーとしてお前がレギュラーや!!という感じで使ってあげないと」と捕手の固定を明言。梅野自身も扇の要をがっちりつかむ構えだ。

 もちろん、自らのレベルアップも忘れない。今キャンプでは打撃を中心に強化。「バッティング内容はミスショットとかそういうのも含めて、いい方向にできてきたし、数多くそれができていた」。来季へ向けて確かな手応えをつかんだ。

 10年目を迎える2023年シーズンに向けて「(攻守に)レベルアップしていきたい」と強い決意を示す。指揮官の信頼を勝ち取り、不動の正捕手をつかみ取る。

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