阪神・中野 二塁一本宣言 キャンプ合流!初日からエンジン全開「慣れていく」

 「阪神秋季キャンプ」(12日、安芸)

 阪神・中野拓夢内野手(26)が12日、侍ジャパン強化試合を終え秋季キャンプに合流した。今キャンプではコンバートが検討されている二塁守備に専念することを明言。守備練習では全て二塁に入り、全体練習後の特守では併殺プレーの動きを何度も確認するなど、レギュラー奪取に意欲を見せた。

 久しぶりのタテジマ姿で、晴天の安芸のグラウンドに降り立った。侍ジャパンの強化試合を終え、約1週間ぶりにチームに合流。中野はリラックスした表情を見せながらも、初日からエンジン全開だった。

 投内連係、シートノックなど全ての守備練習で、岡田監督からコンバートが示唆されている二塁でみっちり練習。「平田ヘッドに『セカンド中心』と言われた。動きを覚えながら慣れていくことが、このキャンプで一番大事」と今キャンプでの“二塁一本”を宣言した。

 侍ジャパンの強化試合でも本職の遊撃だけでなく、2試合で二塁を守った。無難にこなしていたが、「慣れていない、久しぶりにやるポジションの中で、動きもショートと全然違う」と話す。

 全体練習後の特守では、三塁・佐藤輝、遊撃・木浪とともにノックを受け、「ゲッツーの動きでショートと逆の動きをするので、どうしても後ろ体重というか、少し流れてしまう部分があって」と特に併殺プレーの動きに苦戦。何度も繰り返して特訓し、「そこをしっかりやっていかないとスタメンで出ることはできないと思いますし、重点的にこのキャンプはやっていきたい」と克服に覚悟を見せた。

 初めて経験した侍ジャパンでは攻守で多くの収穫を得た。「いいバッターがそろってましたし、聞くだけでなく見てるだけでも勉強になった」。西武・源田からは柔らかい守備、ボールへの入り方を教わった。「いろいろな収穫があったと思うので、キャンプで取り組んでいきながら自分のものにできたら」。大舞台で学んだことを生かし、この秋、二塁守備を自分のものにしていく。

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