阪神が三塁からギャンブルスタート練習 ホームベースの9割隠してベースタッチ
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「阪神秋季キャンプ」(10日、安芸)
午前中のベースランニングで、珍しい練習があった。ホームベースの9割方を隠し、ホーム側の三角部分だけを露出。三塁リードから各選手が「1死三塁」などの内野ゴロの間に、ギャンブルスタートをする際の走塁を練習した。
捕手のタッチをかいくぐるために、足からスライディングしながら左手でベースをタッチする者、ヘッドスライディングからベースをタッチする者、さまざまな方法でトライ。大トリを務めた梅野がヘッドスライディングから華麗にベースタッチを決めると、ナイン、スタンドから拍手が沸き起こった。
岡田監督は実際のゲームで起こり得るシーンを想定して練習するケースが多く、今回もそのひとつ。あらゆるシーンで最善手を求める、指揮官の考えが走塁練習にも現れた形となった。