阪神ドラ1・森下翔太が仮契約「今まで経験したことないような額。気を引き締めて」

 仮契約を結び、吉野スカウト(左)と握手をするドラ1の森下(撮影・佐々木彰尚)
 初めてサインを披露したドラ1の森下(撮影・佐々木彰尚)
 来年の一文字で「攻」と書いたドラ1の森下(撮影・佐々木彰尚)
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 阪神からドラフト1位で指名された森下翔太外野手(22)=中大=が7日、東京都多摩市内のホテルで仮契約を結んだ。契約金1億円プラス出来高5000万円、年俸1600万円(金額は推定)で合意。実際に金額を目にし、「今まで経験したことないような額だったので、気を引き締めてやっていかないとなという思いが湧きました」と力を込めた。

 契約金の使い道は、「親にはずっと迷惑をかけてきたので」と親孝行に使う予定。両親の要望をこれから聞く予定で、「あんまり物欲とかがなさそうなので、食べ物とかがいいのかな」と頭を巡らせた。自己投資にも使う予定で、「ケアが大切だと思うので、ケア用品だったりベッドだったり、ちょっといいやつを買いたい」。野球上達のために、より質のいい睡眠を手に入れる。

 大学野球は引退し、現在は自主トレ中。それでも、「現役中と変わらないくらい強度をつけて練習している」とプロ入りに向け、入念に準備を進めている。チームへの合流に胸を躍らせながら、「大山選手だったり、佐藤輝明選手に(打撃の)話を聞いてみたい」と虎のスラッガー2人との初対面を心待ちにした。

 関西の虎党に向けて、「せやな~。ホンマ頑張るんでお願いします!」と不慣れな関西弁でメッセージを送った森下。今後は12月中旬の入団会見を経て、1月の入寮、新人合同自主トレに標準を合わせていく。

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