阪神・大山スイングスピード“岡田のメス”で速攻アップ 直々指導で新発見「試しながら」

 笑顔で球場へ入る岡田監督(撮影・飯室逸平)
 岡田監督(手前右)から指導を受ける大山
 大山(奥)に打撃指導する岡田監督(撮影・田中太一)
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 「阪神秋季キャンプ」(2日、安芸)

 阪神・大山悠輔内野手(27)は指揮官の一言一句にうなずいた。“岡田のメス”でつかみ始めた新たな感覚。「新しい発見でもありました」と収穫を口にした。

 午後から行われた打撃回り。打撃ケージで打ち終わった後のティー打撃中に、岡田監督直々のレッスンが始まった。「一番強くスイングできるところで打たないと」と助言を送られ、置きティーのインパクトのポイントを外角の投手寄りにして感覚を染み込ませた。

 効果はすぐに数字に表れた。指導前に計測したスイングのヘッドスピードは131キロだったが、ポイントを前に置いた意識で計測すると139キロと8キロもアップ。全体練習後の特打では191スイング中26本の柵越え。前で捉え続けて快音を連発した。

 指揮官は「真っすぐと、カーブマシンを打ってるポイントがあまりにも違い過ぎる。カーブを打ってる方がものすごくいい打球がいってる。真っすぐだったら差し込まれてラインドライブというか、ボールがかわいそうに飛んでいた。徐々にやっていけば打つポイントも分かってくる」と“岡田節”も交えて改善を期待した。

 大山も「自分の思っているところより、もうちょっと(前)というところがあった。試しながらやっていきたい」。金言を消化し、覚醒のきっかけをつかむ。

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