阪神・近本 岡田イズム“守りの野球”に共感 「基本ができないと応用はできない」
阪神・近本光司外野手(27)が17日、甲子園を訪れ、岡田新監督が掲げる「守りの野球」に共感した。
「(失策で)負けるという試合もあったので。投手が抑えて、守り勝つという試合がどれだけできるかだと思う」
14日のCSファイナルS第3戦・ヤクルト戦(神宮)で、3点リードの七回に2失策が絡んで逆転負けしたように、今季は失策が敗因となる試合が目立った。チーム86失策は5年連続のリーグワースト。選手会長も新監督と同じく、守備に課題を感じていた。
16日に行われた岡田新監督の就任会見も目にしており、指揮官は「アウトにできるボールをアウトにする。もう一回基本に立ち返る」とコメント。近本は「やっぱり基本のことを言っていた。基本ができないと応用はできない」と基本重視の考えも一致した。
「『ファンのために』というのを教えていただいた」とプロ1年目から4年間、共に戦った矢野監督には感謝の言葉を並べた。自身初体験となる監督交代には、「実際に会ってしゃべらないとわからないことがある」と背番号5。岡田野球に適応すべく、これから対話を重ねていく。
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