阪神2軍 記録上球団最多の1試合7発を放つも空砲で優勝Mは消滅 平田監督「すごい試合やな」

 8回、2ランを放った井上(右)は笑顔で工藤2軍外野守備走塁コーチとタッチをかわす(撮影・石井剣太郎)
 8回、2ランを放つ井上(撮影・石井剣太郎)
 8回、2ランを放った井上(32)を迎える平田2軍監督(右から2人目)=撮影・石井剣太郎
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 「ウエスタン、阪神13-15オリックス」(21日、鳴尾浜球場)

 阪神は、ウエスタン記録が残る1991年以降球団最多となる1試合本塁打をマークするも、オリックスに敗れた。この敗戦によって2位・ソフトバンクの自力優勝の可能性が復活し、「5」まで減っていた優勝マジックが消滅した。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -チームは7本塁打を放った

 「負けてるやん。何を言ってんの。(本塁打が)7本出たからってどうってことない。15-13で(負け)。最低15-15なら値打ちのあるホームランだけど。打った方は個人的にはあれだけど、それで満足しとったって、なんの進歩も無いわ」

 -投球練習中に降板した秋山は

 「膝がまた、ちょっとひっかかるじゃないけど…。という話なので代えたんやな」

 -井上が2打席連発。前川も安打を放った

 「いやぁ、前川があれするから、これ三、四番。前川と井上、これはもう楽しみが増えたよ。昨日も言ってるけど、前川が復帰してからというのは、井上が今まで4番で(調子が)悪かったときもいろいろあったけど。1年間四番を続けさせて、ここで前川が三番に入ったら、競争。非常に打線に前川が競争のあれ(意識)を植え付けて。故障明けなので、ずっと出ずっぱりというわけにはいかないんでね。守りはまだまだフェニックス(リーグ)からなんだけど。そういったところでは、すごいもんな。最初のショートライナーでも、アウトの打球でも井上が完全に刺激受けて。見事やん。今日なんかビッグフライなんて言えないよ。15-13の、どこまで行くねんというさ。でも負けは負けよ。こういうときこそ、なんで1打席目もっと打てなかったとか。反省をしっかり促さなきゃいけないわけよ。2本の本塁打ももちろん値打ちあるんだけど、凡打の時の悔いが残るなというそういう悔しさを持たないとあかん。こういうときは。はぁ…、すごい試合やな」

 -江越も2打席連発

 「江越もすごい。2打席連続なんて打たれへんよ、なかなか。昨日は全然なのに。これが君子豹変。もう君子じゃないよな、江越豹変だよ。昨日なんかさっぱりやん。久しぶりにスタメンで使って4打席立ってね。昨日はちょっと真っ直ぐ差し込まれてるなと話をしてたところだったんだけど。江越豹変。そういうことやろ。昨日と今日えらい違う。そういった意味では粘るだけじゃダメ。この時期は。粘るのは当たり前。これを引き分け、もしくは勝ちにいけないと。まだまだオリックスさんより、オリックスの打線より下よ。15点取られたら15点取らなきゃ」

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