阪神が7年連続80失策超え 六回藤浪が痛恨の適時失策 積年の課題、今年も解消されず

 6回、山崎の打球を処理した藤浪の送球が大きく逸れ、ヤクルトに先制を許す(撮影・飯室逸平)
 6回、塩見の遊ゴロをさばくも一塁へ悪送球する中野(撮影・飯室逸平)
 6回、中野は塩見の打球を捕球し一塁への送球が悪送球に。原口は捕球できず(撮影・山口登)
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 「阪神-ヤクルト」(18日、甲子園球場)

 阪神は六回、失策がらみで先制点を失った。この回、先頭・塩見の打球を処理した中野が一塁へ悪送球。無死二塁とすると、続く山崎のバントを処理した藤浪が捕球後、判断にもたつき、一塁へ送球したが悪送球となり、二塁走者の塩見が先制のホームを踏んだ。(記録は安打、本塁生還が失策)

 中野は三回にも塩見の遊ゴロを一塁へ悪送球し、今季チーム80個目の失策が記録された。以降、好プレーもあったが、チームは2016年から7シーズン連続で80失策に到達する異例の事態に。積年の課題が解消されず、CS進出へ負けられない一戦でほころびが出てしまった。

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