阪神 球団ワースト25度目完封負け、ハマスタでワーストタイ8連敗、11日にもV消滅

 4回、ベンチから試合を見つめる矢野監督。手前右は中飛に倒れた佐藤輝(撮影・堀内翔)
 7回、遊飛に倒れた佐藤輝(撮影・堀内翔)
 8回、斎藤の送球を落とし、満塁のピンチをつくる山本(撮影・田中太一)
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 「DeNA7-0阪神」(10日、横浜スタジアム)

 阪神が球団ワースト25度目の完封負けを喫し、横浜スタジアムでは1998年以来の球団ワーストタイ8連敗となった。

 プロ2度目の登板となった先発のドラフト1位・森木(高知)は初回2死二塁から牧に左前適時打を浴び、先制点を献上。0-1で迎えた三回は2死満塁から楠本に右翼線へ2点二塁打を運ばれたところでKOとなった。

 2番手は島本が登板したが、戸柱の一、二塁間のゴロをさばいた二塁・山本が一塁へ悪送球。この失策でさらに2点を失い、一気にリードを広げられた。

 森木は2回2/3を5安打5失点(自責点3)で2敗目。プロ初勝利はお預けとなった。

 打線は苦手の左腕・石田の前に沈黙した。1点を追う二回、2死満塁と攻めたが、森木が遊ゴロに倒れると、その後は淡泊な攻撃を繰り返し、ゼロ行進。2位・DeNAに6ゲーム差を付けられた。

 この夜ヤクルトが勝つと、11日にも阪神の優勝が完全消滅する。

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