「ＤｅＮＡ－阪神」（９日、横浜スタジアム）

　阪神・藤浪晋太郎投手（２８）がプロ野球史上１５４人目の通算１０００奪三振をマークした。

　２－１の四回２死。５番・宮崎をカウント２－２と追い込むと、１５０キロ・スプリットで空振り三振に。ベンチの前で記念ボードを受け取り、スタンドへ向けて掲げた。

　序盤から快調に飛ばした。初回はわずか５球で３人を料理する圧巻の立ち上がり。３番・佐野から１５７キロ直球で９９６個目となる空振り三振を奪った。

　二回は２死から楠本を１４８キロのスプリットで空振り三振に。三回には伊藤光、桑原から空振り三振を奪い、スコアボードにゼロを刻んだ。

　９６年・伊良部秀輝の９９７回１／３を上回る、歴代８位のスピードとなる９８６回で節目に到達した。