阪神・3番近本が先制適時打 不安定な立ち上がりの上茶谷を攻め、藤浪に早くも援護点

 1回、近本は右前に適時打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
 1回、近本が先制の右前適時打を放つ(撮影・堀内翔)
 1回、生還した中野(左)を迎える矢野監督(撮影・堀内翔)
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 「DeNA-阪神」(9日、横浜スタジアム)

 CS進出へ、負けられない戦いが続く3位の阪神は初回に3番・近本光司外野手(27)の先制適時打が飛び出し、不安定な立ち上がりのDeNA先発・上茶谷を攻め立てた。

 先頭の中野、糸原が連続四球で無死一、二塁のチャンスとなり、打席を迎えた近本。カウント2-1からの4球目、138キロのカットボールを強振。右翼線にはじき返すタイムリーとなり、二走・中野が楽々と本塁に生還した。

 「相手からもらったチャンスだったので、思い切ってスイングしていこうと思っていました。まずは先制することができてよかったです」

 1点を先制し、さらに無死一、三塁のチャンスでは大山がきっちり右犠飛を放ち、追加点を奪取。今季3勝目を狙う藤浪に、幸先良く援護点が入った形となった。

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