阪神・ドラ1森木 9日・DeNA戦先発が濃厚 2軍戦4失点も進化見据えたピッチング

 「ウエスタン、阪神7-5広島」(3日、鳴尾浜球場)

 阪神・森木大智投手(19)が、中5日で9日・DeNA戦(横浜)に先発することが3日、濃厚となった。

 4日のウエスタン・広島戦(鳴尾浜)に先発予定だった中、急きょ変更となりこの日の同戦に先発。初回はこの日最速の154キロを記録するなど三者凡退。ただ二回無死一、二塁で正随に151キロ直球を右中間への3ランとされた。三回2死一塁で林に左翼線適時打を許したところで降板。球数は60球めどだった中、49球で終えた。

 結果は2回2/3を6安打4失点だったが、プロ初先発で6回3失点だった8月28日・中日戦(バンテリン)から、プロ初の中5日登板を経験。さらに投球では「インコースのスライダーを投げた方が幅が広がる」と、追い込んでからはスプリットではなくスライダーを選択。さらなる進化を見据えたピッチングを披露した。

 平田2軍監督は「1軍との兼ね合い」と1軍での先発を視野に入れた起用であったことを説明。通常なら、2日・巨人戦(甲子園)に先発した西勇が、中6日で9日・DeNA戦の先発と見られたが、今季の対DeNA戦成績は3試合の先発で1勝2敗、防御率5・21と振るわず。次回は11日の中日戦(甲子園)となる見込みだ。

 「(中5日は)いい経験になった」と森木。2度目の1軍先発で、プロ初勝利をつかんでみせる。

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