契約最終年の阪神・ロハス 流れ呼ぶ先制打で残留アピール 8月絶好調の打率・352
「中日1-5阪神」(27日、バンテリンドーム)
確かな印象を植えつけた。試合の流れを呼び込む一撃。一塁上で心地よさそうに歓声を浴びた阪神・ロハスが流れるような先制点を生み出した。
「インコースを強気に攻めてくるというのは頭にあった。自分自身も積極的にいこうという思いがあったね」
狙い澄ましていた。初回、1、2番の連打で無死一、三塁の好機。5試合ぶりに3番で起用された助っ人は左腕・小笠原の初球を捉えた。145キロ直球を振り抜くと、打球は左前に弾む先制打。いきなり痛烈なパンチを食らわせ、対先発左腕の連敗を「10」で止めた。
絶好調の打撃。8月はこれで54打数19安打の打率・352、4本塁打、12打点と貢献する。2年契約の最終年。「与えられたチャンスで一生懸命出し切るだけ」と目の前の打席に集中し、残留アピールへとつなげるだけだ。
残されたチャンスはあと23試合。「まずはCSに出られるようにしっかり出し切って頑張っていきたい」。ひとつでも上の順位を目指しつつ、生き残りを懸けてバットを振る。
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