阪神・島本 復帰後5戦連続無失点 また好救援で復肩一途 通算も110試合0敗
「阪神0-4DeNA」(23日、京セラドーム大阪)
スコアボードにゼロを刻むたび、ベンチの信頼は増していく。劣勢ムードの中、大歓声に迎えられて阪神投手陣の2番手・島本浩也投手(29)が登場。小気味いい投球でアウトを重ね、大阪のファンに復活を印象づけた。
出番は3点ビハインドの六回だ。先頭・柴田の中前に抜けそうなゴロを遊撃・中野が横っ跳び好捕。味方の好守を拍手でたたえると、リズムに乗った。続く森は直球で打ち取り、ボテボテの三ゴロ。1打席目に適時打を放っていた今永はスライダーで空振り三振に仕留め、役割を全うした。
「ビハインドの展開だったので、何とか流れを持っていきたいと思ってマウンドに上がりました。今日のような投球を続けていけるようにまたしっかり準備したいと思います」
かつての輝きを取り戻しつつある。この夜も1回無安打無失点に抑え、トミー・ジョン手術から復帰後、5試合連続無失点。手術前の19年は21試合連続無失点でフィニッシュしており、“26試合連続無失点”となった。
プロ12年目。通算110試合に登板して、いまだに0敗を続けている。自己最多63試合に登板した19年は11ホールドをマークした実力者。残り試合も「0」を積み重ね、復活ロードを突き進む。
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