阪神・矢野監督一問一答 G戦勝ち越し王手に「伝統を受け継いで意識して戦っていく」

 帽子を取り、ファンにあいさつをする矢野監督(撮影・佐々木彰尚)
 西勇にウイニングボールを渡す大山(撮影・飯室逸平)
 7回、ロハスは左翼線に二塁打を放つ(撮影・佐々木彰尚)
3枚

 「巨人0-4阪神」(19日、東京ドーム)

 阪神は西勇輝投手が散発3安打で巨人打線を完封。佐藤輝明内野手が2打席連続適時打を放つ活躍で、3位に再浮上した。これで今季の巨人戦は12勝7敗となり、勝ち越しに王手。矢野燿大監督は「先輩たちがつくってくれた阪神-巨人戦っていう伝統を受け継いで、意識して戦っていくチームなんで。明日、勝ち越しを決められるように頑張ります」と次戦を見据えた。以下一問一答。

 -カード初戦を取って連勝。

 「その前に大きな連敗をして苦しい形できていますけど、今日勝ったのでね、またいい勢いをつけていきたいです」

 -4番・佐藤輝が2安打3打点。

 「この連敗中ね、(佐藤)輝も本当に苦しい思いもしていましたし、コロナで選手がいない中で輝に対する負担というのはかかっていたんですけど、そういうところでは気持ちを晴らす、そういうヒットになったと思うので、ここから乗っていってほしいですね」

 -中野、大山が戻ってきて、少しずつチームのリズムを取り戻しているか。

 「本人たちの体調もまだ万全ではないですし、実戦からちょっと離れたのでね。でも、帰ってきてくれるというのはね、やっぱりチームにとって大きい安心感というか、そういうものににつながっているかなと思います」

 -坂本も連日の好リード。

 「そういう部分が一番の持ち味のキャッチャーなんで。(西)勇輝の良いところを引き出した部分というのは、もちろん、(坂本)誠志郎が出したところはあったと思う。そこはバッテリーでしっかりいけたというのはもちろんある」

 -打線の並びとしても大山が戻ってきたのが大きい。

 「今日は一本出なかったけど、もちろん悠輔がいるっていう…やっぱり、うちは誰か1人で勝てるような打線ではないと思うので、全員行く中のそういうところに悠輔がいるということが相手にもプレッシャーかかったりだとか。今日も健斗がね。あんまり状態良くなかった健斗に今日も2本出たんで。打線というところで攻撃していくというのがうちの野球。そういうところで悠輔が帰ってきてくれるというのは大きいかなと思います」

 -巨人戦の勝ち越しに王手

 「そういうプラスのものはプラスの材料としてやっていければいい。阪神ファンの方にとっても巨人に勝つというのはいつも現役時代もそうだったけど、監督やってからもみんな巨人に対する意識は強いんで。俺たちだって先輩たちがつくってくれた阪神-巨人戦っていう伝統を受け継いで、意識して戦っていくチームなんで。明日、勝ち越しを決められるように頑張ります」

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス