阪神・矢野監督 4番復帰の佐藤輝に「いい打席少なかった」 拙守にも厳しく「絶対捕らないと」
阪神は7月13日・巨人戦(甲子園)以来の2桁得点と打線が爆発し、7日・広島戦(マツダ)以来の勝利で連敗を8で止めた。1999年以来となる1シーズン2度の9連敗は回避した。以下、矢野監督の一問一答。
-中野も復帰して機能した。
「うんまあね、本当は明日からかなと思っていたんだけど、拓夢の場合は無症状で、7日間の隔離期間だったんで。まあまあ、急きょってことになったけどね。しっかり守備でもいいプレーしてくれたし、拓夢らしい打撃でヒットも出たので。ひとつ、よかったなという部分かな」
-明日から大山も戻ってくる。
「うん、悠輔も呼びます」
-中野は体が問題ないという判断?
「問題ないというか、そりゃあ、準備をもうちょっとして、という風にさせてやりたいけど。残り試合とかチーム状況を考えたら、そういうわけにもいかないので。悠輔だってもちろん、もうちょっと日にちを空けたり、シートだけじゃなくで試合も経験させてやりたいけど。ちょっと、総合的な判断というかチーム状況が厳しいんで。来ながら、状況を見ながら、体がしんどいなら途中で代えることもあるやろうし。そこは臨機応変にやろうかなと思います」
-佐藤輝は4番に戻って適時打。
「う~ん、まあねえ。すごくいいから4番に戻したってわけでもないんだけど。そういう兆しはこの3連戦の中で、なにか前の状態よりちょっと良くなっている感じはあったんで。今日もいい打席っていうのはどっちかというと少なかったけど、まあ1本出たし。きっかけにしてくれたらなと思うんだけど」
-再び4番を託すということは期待している。
「まあ、それはそうなんだけど、まあ、うーん。もちろん、2年目だからとかじゃないけど、輝しかないでしょっていう状態になってくれることが、チームにとってももちろんふさわしいし。そこに悠輔も譲らんよっていうことになればいいんだけど、現状そういう状態で4番になってるわけじゃないので、そこは将来性も含めてあそこで使って成長してくれたらなと思います」
-5回は守備の嫌なミスから。
「結果的にヒットだけど、あれは輝が絶対に捕らないといけないプレーだし。そこを(西純が)2点で止めてくれたっていうところが、もちろん自分にも勝ちがつくしね。大きなポイントだったかなと思います」
-久しぶりスタメンの坂本も、村上の意表を突くリードなどもあったが。
「そうなん?(笑)持ち味というか、丁寧にというか、いろんな配慮しながらというのはできるキャッチャーなので。そういう誠志郎らしさは出た試合だったと思います」
-連敗が止まった。
「うーんまあね。ちょっとね。『これで』ってところまでまだ来られてないかもしれないけど、自分らで引き寄せるしかないんでね。今日のこの1勝から良いヒットが出た選手も多いんで。ウチはまず投手が頑張ってていうチームだけど、タイガースらしい野球を。残りの試合、まだまだ上を目指せる位置にいるので。頑張っていきます」
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