8連敗中の阪神 佐藤輝の拙守から2失点、西純が踏ん張るも2点差に迫られる

 4回、佐藤輝はサンタナの打球を追うも届かず…、二塁打となる(撮影・飯室逸平)
 5回、サンタナの打球を追って倒れ込む佐藤輝(撮影・堀内翔)
 5回、サンタナの打球を追う佐藤輝(撮影・堀内翔)
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 「ヤクルト-阪神」(18日、神宮球場)

 8連敗中の阪神が4点リードの五回、右翼・佐藤輝の拙守から2点を失った。

 この回、先頭・サンタナの打球は右翼前の力ないフライだった。二塁の山本と右翼の佐藤輝が打球を追ったが、山本は途中で佐藤輝に任せようと落下地点から離れるような動きを見せた。

 だが、意思疎通が図れなかったか、風の影響か、佐藤輝が慌てて捕球体勢に入ったが、これを後逸。サンタナは二塁に進んだ。記録は二塁打となったが、ここから中村の右前打で一、三塁とされると、オスナのフェンス直撃二塁打で2点を失った。

 それでも続く無死一、三塁のピンチは、先発の西純が踏ん張って後続を抑え、2失点でとどめた。

 阪神は16日のヤクルト戦まで、矢野政権ワースト更新の10試合連続失策など、守備面での課題が浮き彫りになっている。

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