「阪神－中日」（１２日、京セラドーム大阪）

　阪神・西勇輝投手は８回７安打４失点（自責３）で９勝目はお預けとなった。

　初回はテンポ良く２死を奪ったものの、阿部に中前へポテンヒットを許す。続くビシエドにも中前打を浴びて２死一、二塁とピンチを招くと、平田に右前適時打を浴びて先制点を献上。さらに味方の失策が絡んで２点を失った。

　二～七回は立て直して三塁すら踏ませず。だが、八回２死一塁から木下に投じたこの日の１２５球目、低めチェンジアップを捉えられ、左越えの２ランを浴びた。

　八回２死の打席で代打・小野寺が送られ、８回１３２球で降板。７月１３日・巨人戦の１２４球を更新する今季最多の球数となったが、報われなかった。