阪神・島本 3年ぶりの登板で1回無失点 藤川球児氏も祝福「帰ってきたー」

 6回、島本は好投しナインに迎えられる(撮影・山口登)
 6回、3年ぶりにマウンドに立ち、三者凡退に抑えた島本(撮影・佐藤厚)
 6回、力投する島本(撮影・山口登)
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 「巨人7-0阪神」(4日、東京ドーム)

 阪神・島本が三者凡退で2019年9月30日・中日戦(甲子園)以来、1039日ぶりとなる1軍復帰マウンドを飾った。

 0-5の六回に4番手で登板。先頭の8番・中山をフォークで空振り三振、9番・山崎伊はスライダーで右飛、1番・吉川もスライダーで遊ゴロに仕留めた。全14球で直球の最速は145キロだった。

 2020年11月に左肘のトミー・ジョン手術を受けた。リハビリ期間を経て、今年6月20日に育成契約から支配下選手に復帰。この日は約3年ぶりに出場選手登録されたばかりだった。

 「歓声がすごかったというか、頑張ってきてよかったなというふうに思います」と久々の登板をかみしめた左腕。元チームメートの藤川球児氏もツイッターで「島本帰ってきたー しかも、ちゃんと抑えてる!1軍復帰おめでとうございます」と祝福した。

 島本は「ファームで(手術から)復帰した時は、状態とか今どんな感じとかいろいろ言ってもらったんで」と先輩に感謝。2度の育成期間を経験し、「46」は自身4つ目の背番号だ。「今日からまた、この背番号で活躍できるようにやっていきたい」。不死鳥にようによみがえった左腕がチームのために腕を振る。

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