阪神・大山 トドメの豪弾21号 初回も追撃の適時打「次の1点がすごく重要だと」

 「阪神6-0ヤクルト」(29日、甲子園球場)

 後半戦もやっぱり、この男だ。阪神・大山がダメ押しの21号ソロ。最高のスタートを切った。

 「打席に入る前に準備して入れたので、一発で仕留められたので良かった」。4-0の八回先頭。この回から代わった今野の初球低め直球を狙い打ちした。聖地の夜空に美しい放物線を描いた打球は、左翼席へ着弾。「1点でも多くというところはチームとしても持ってますし、そういう意味ではいい一本」と納得の一発を放った。

 それだけではない。1点を先制し、なおも続いた初回一死二、三塁では、内角高め直球を詰まりながらも中前に運ぶ適時打。「次の1点がすごく重要だと思っていた」と貴重な一撃をマークした。

 仲間に贈るプレゼントだ。この日は同級生の北條が28歳の誕生日。試合前には「おめでとう」と言葉をかけたといい「同級生で、やっぱり思うところはある」と思いを語った。

 29日からのヤクルト3連戦は「夏休みこどもまつり」として開催。この日も多くの子どもたちが甲子園へ足を運んだ。「一生懸命やってるプレーを見てもらえれば。僕が小さい時に見たプロ野球というのは本当にキラキラしてましたし、そういうのも覚えてるので」。頼れる主砲が、これからもたくさんの夢を届ける。

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