阪神・伊藤将 第一戦MVP清宮斬り 初球宴「いや~もう楽しかった」

 「マイナビオールスターゲーム2022・第2戦、全セ1-2全パ」(27日、坊っちゃんスタジアム)

 お祭り舞台でも投球は変わらなかった。他球団コロナ陽性選手の代替選手として、球宴初出場が決まった阪神・伊藤将司投手(26)はセ・リーグ3番手として五回にマウンドへ。「制球力をファンの方々に見てもらいたい」と話していた通りの内容で、見事に三者凡退に抑えてみせた。

 最初の対戦は、前打席で史上3人目となる高卒1年目で打点を挙げた松川。直球主体で追い込むと、最後は外角低めに沈むチェンジアップで三振に斬った。続く小深田も外角低めへのカットボールで二ゴロ。そして第1戦MVPの日本ハム・清宮も、またまた外角低めへの直球で左飛に仕留めた。

 いつも通りの制球力で、鮮やかな3人斬りを決めた伊藤将。シーズン中と違ったのは、その表情だ。「ホッとしました。いや~もう楽しかったです!」。普段はあえてポーカーフェースを貫くスタイルだが、この日はアウトを取るたびに笑みがこぼれた。

 前半戦は自身6連勝で締め、7勝2敗の好成績を残した。「こういうすごい人たちとプレーできているんだなというのをかみしめながら、後半戦もしっかり投げていきたいなと思います」。この日、母校・横浜高が甲子園出場を決めた。「やっぱりうれしいですね」。後輩の奮闘も刺激に、後半戦も勝ち星を積み重ねていく。

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