阪神・伊藤将 うれし球宴初出場 大野雄から吸収する「ストレートがすごくいい」
阪神・伊藤将司投手(26)が25日、岩崎優投手(31)とともに補充選手として球宴に選出された。前半戦で2完封を含む7勝2敗、防御率1・87と安定した投球を披露。プロ2年目での初出場を「選ばれてうれしい」と素直に喜び、全セのチームメートとなる中日・大野雄から意欲的に学ぶ姿勢を示した。
話をしたい選手を問われると「やっぱりストレートがすごくいいので、そこを聞きたい」と同じ左腕の大野雄を挙げた。自身はまだ投げ合った経験はないが「青柳さんと大野さんが戦うことが多かったので、その試合はなるべく見るようにしていました」と球界を代表する投手対決を教材にしてきた。
普段は相手球団であっても、球宴2試合では同じベンチで時間を共にする。こんな絶好機を逃す手はない。「(大野雄は)ツーシームで空振りを取れますし、そういうところは自分も学べたらいい」。間近で見て、そして直接聞いて、先輩左腕から貪欲に吸収する考えだ。
昨年の球宴には同期入団の佐藤輝と中野が新人で初出場し、「悔しかった」と振り返る。「今年は一緒に出られるので、一緒に楽しめたらいい」。自身初体験のお祭り舞台を存分に満喫する。
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