阪神・大山が金本以来の3年連続20号 球団通算5500勝目呼び込む

 4回、逆転2ランを放ち、青柳(左)とタッチを交わす大山(撮影・高部洋祐)
 4回、逆転2ランを放ち笑顔で生還する大山(撮影・神子素慎一)
 4回、逆転となる2ランを放つ大山(撮影・北村雅宏)
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 「阪神6-3DeNA」(22日、甲子園球場)

 夜空に白球が舞った。大山が“ホームランアーチスト”ばりの美しい弾道で試合の流れを一変させた。3年連続となる20号逆転2ラン。球団通算5500勝目を呼び込んだ。

 打線は相手先発の坂本を打ちあぐねていた。1点を追う四回、2死一塁。カウント3-0からやや外寄りのチェンジアップを、待ってましたとばかりに振り抜いた。打球は左翼席へ飛び込み、「しっかり狙い球を絞って打ちにいきました」と振り返った。

 3年連続20本塁打は球団では2004年から09年の6年連続をマークした金本以来。自身をドラフト1位指名でプロの世界に導いてくれた、かつての指揮官の記録に近づいた。生え抜きの右打者に限定すれば1990年から92年の八木までさかのぼる。

 チームは通算5500勝に到達。この数字は巨人、ソフトバンクに続き3球団目だ。「先輩方が積み重ねてきた数字だと思うので、またここから僕たちも一つ一つ積み上げていけるようにやっていきたいですし、勝ちにつながる仕事ができるように」。令和を象徴する主砲となるべく、大山がチームをけん引していく。

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