阪神・才木が1161日ぶり聖地「すごく楽しかった」復帰後最長の6回87球1失点好投

 4回、ピンチで土田を空振り三振に打ち取り、ほえる才木(撮影・山口登)
 甲子園のマウンドに帰ってきた才木(撮影・田中太一)
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 「阪神1-3中日」(16日、甲子園球場)

 復帰後最長の6回、最多の87球の力投は白星で報われなかった。1159日ぶり涙の復活勝利を飾った、敵地での3日・中日戦から中12日。阪神・才木が19年5月12日・同戦以来、1161日ぶりに甲子園のマウンドに帰ってきた。4安打7三振、1失点の好投が光った。

 「中日とは2回目だったけど、梅野さんがうまくリードしてくれた。何回かピンチもあったけど、最少失点で抑えることができた」。連勝こそならなかったが、復帰2戦目での手応えを口にした。

 悔やまれるのは二回だ。1死一塁から高橋周に三塁線を破られた。左翼・陽川が適時失策を犯し、四球で出した一走の長駆生還を許してしまった。失点1も自責点は0。復帰後の2試合11イニングで防御率0・00を維持した。

 4万2582人の大観衆の前での投球を「気持ちがいいし、すごく楽しかった」と堪能した。同時に「6回で代えられてしまったのはまだまだ力不足。もっと圧倒できるようなピッチングをしていきたい」と悔しさをにじませた。

 「150キロ台も最後は結構、捉えられていた。そういうところをなくしていけたら7回、8回も投げさせてもらえる。もっと上のレベルを目指していきたい」と前を向いた。次こそ19年5月1日・広島戦以来となる甲子園での白星をファンに届ける。

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