「ウエスタン、阪神７－１中日」（１６日、鳴尾浜球場）

　阪神２軍は、福留や京田ら１軍実績のある選手が出場した中日２軍に快勝した。

　先発の藤浪が６回無失点、８奪三振と好投。平田２軍監督は右腕と初めてバッテリーを組んだドラフト７位・中川（京都国際）を絶賛した。

　打線では、新助っ人のロドリゲスが来日後初適時打を放った。

　平田２軍監督の一問一答は以下の通り。

　－先発の藤浪

　「立ち上がりフォアボールを出してというところだったけど、中川が素晴らしく。１年生とは思えないよな。秋山とずっと組ませているけど。藤浪と組んでも違和感ないでしょ？中川の落ち着きが藤浪を助けたんじゃない？初回の盗塁防いだので、藤浪乗っちゃったじゃん」

　－藤浪は試合を重ねるごとに状態を上げている

　「晋太郎はこのぐらいは普通に投げる。最初は抑えようとする気持ちが強かったけど、このぐらい投げてもらわないと困る。いつでも投げてくれれば、上（１軍）でも。きょうは１軍の（首脳陣）も見ているだろうし」

　－ロドリゲスが来日後、初適時打

　「こうやってゲーム勘を取り戻して。きょう３打席、しっかりタイムリーも出て。順調じゃない？生きた球を打つ。ゲーム勘を養うという部分では順調にきてるな」

　－明日の出場は

　「明日は明日になってから考える。２日間の疲れも考慮しないといけないし。オリックスで１年やってたっていうのは非常にプラスになっているので。ＤＨにするのか、守るのかは考えないとあかんな」

　－本塁打も期待したい

　「またまたまたまた。期待はするけど、きょうの当たりでも紙一重よ。雰囲気もあるし、練習も熱心にやるし。スイングに癖がないもん。（球の）見極めはゲームをやっていけば取り戻せたらいい」

　－勤勉さも感じられる

　「何を言うてんの、二宮金次郎か。いまの助っ人はみんなそうだよ。ファームでどうのというのは一人もいない。ケラーにしても…ウィルキンソン（ウィルカーソン）にしても（笑）。彼らも環境に慣れるのに時間もかかるだろうし。彼（ロドリゲス）はオリックスにいたのがプラスになってる」