阪神・才木 6回1失点の粘投も聖地3年ぶり勝利逃す 攻守で味方のミス響く

 6回、才木は無失点に抑えベンチに戻る(撮影・山口登)
 6回、ピンチを切り抜けた才木は引き揚げる野手陣に合図を送る(撮影・田中太一)
 2回、高橋周の打球を取り損ね先制を許す陽川(撮影・田中太一)
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 「阪神-中日」(16日、甲子園球場)

 約3年ぶりに1軍戦の甲子園で先発マウンドに上がった阪神・才木浩人投手(23)が6回4安打1失点(自責0)で交代となった。

 初回は三者凡退に抑えた才木だったが、二回は不運な形で先制点を献上した。1死からA・マルティネスに四球を与えると、続く高橋周に左翼線へ二塁打を打たれ、クッションボールの処理をしようとした左翼・陽川が打球を後逸。その間に一走のA・マルティネスに先制のホームを踏ませてしまった。

 ただ、才木はなんとか最少失点で踏ん張っていく。1点ビハインドの六回は先頭の木下、続くビシエドの連打で無死一、二塁とピンチが広がった。ただ、A・マルティネスを見逃し三振、続く三ッ俣を右飛、最後の代打・平田は遊直に抑え、意地の投球を披露した。

 球数は87球。150キロ超の直球とフォークで中日打線に立ち向かった。19年5月1日・広島戦以来となる甲子園白星はならなかったが、先発投手としての役割は十分に果たした。

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