阪神2軍 平田監督 井上の一発に「いやいや、田淵さんのような」【一問一答】

 7回、3ランを放ち、マルテ(左)とタッチを交わす井上(中央)=撮影・高部洋祐
 7回、3ランを放つ井上(撮影・高部洋祐)
 “プロ初勝利”を挙げ、ウイニングボールを手に平田2軍監督(右)の祝福を受ける鈴木(撮影・高部洋祐)
3枚

 「ウエスタン、阪神15-6オリックス」(3日、甲子園球場)

 阪神が大勝した。ドラフト2位・鈴木(創価大)が5回2失点でプロ初勝利。井上は七回に左翼ポール際へ5号3ランを放つなど、4打点の活躍だった。平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -鈴木が初勝利。

 「四球を出したりしてちょっと腕の振りが悪かったから四球を出そうが何しようが、そういうので出してるんだから。この前は『打たれてもいいやんか』で打たれたから(笑)、今日は『抑えろ』って。満塁やったからな。ベンチから叫びました。まだまだ腕振ってど真ん中に投げればいい。そういう感覚を掴んでくれたらいい。ちょっとでも自信につなげてほしいけどな」

 -今後も先発。

 「もちろん。本当は六回まで行かせたかったけど、投げてない投手がいっぱいいたので5回できったけどね。これからはイニングも伸ばしていったりどんどん投げていって、ゲームの中でつかんでほしい」

 -井上はタイムリーにホームラン。

 「いやいや、田淵さんのようなホームランでね。打球がこうファーっとレフトスタンドまで吸い込まれるというのか、植草貞夫さんの実況だったら、何て言ってるんかな。『甲子園は井上のためにあるのか』なんて言ってさ。昨日から甲子園に来るといい感じで打てていて、いいホームラン。ファンのみなさんもこの3日間来てくれていたので、井上のホームランも、森木のいいピッチングも見せれて、鈴木も初勝利を見せて、いい3試合だった」

 -マルテがフル出場。

 「これでなんの問題もなく今日はランナーにもかなり出たので、ランニングもできたし、もともと足の不安もない。ヒットもちょっと引っ張りかかっていたのが詰まりながらもヒットが出たり。ああいうヒットが大事なの。ちょっとショートゴロ、サードゴロが多かったけど、だんだんポイントが近くなってきて、いい状態になってきている」

 -今後は上の判断になってくる。

 「何の問題もないですけどその辺はまだ。あとは1軍の判断で」

 -原口、木浪の復帰組の状態は。

 「原口はちょっとまだブランクあるな。木浪はヒット打ったり、ランニングしてても問題ないんで。ずっと出ずっぱりだったので、膝の状態も考えて途中で代えましたけど。何の問題もないです」

 -1軍では才木も勝った。

 「才木がこうやって勝って投げて、ホントに、これで島本もよーしという気になるし、他のピッチャーたちも次はという気持ちになるだろうし、何と言っても一緒に取り組んだトレーナー陣が1年、1年半かけて二人三脚でずっとやってくれているのをずっと見ているのでね。トレーナーの人たちに本当に感謝だよ。才木が1勝したというのは何よりもトレーナー陣にいいプレゼントができたなと、そういうことですね。よかった、これで他の投手たちも競争が厳しくなってくるよ。みなさん(記者)も競争してください」

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス