阪神・青柳 2点リードを守れず八回途中で無念の降板 9勝目ならず

 8回、三ツ俣に勝ち越し打を許し、さえない表情の青柳(右)=撮影・田中太一
 8回、同点に追いつかれ降板する青柳(撮影・山口登)
 8回、三ツ俣のタイムリーで同点の生還を果たす石岡(右)=撮影・飯室逸平
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 「阪神-中日」(24日、甲子園球場)

 阪神先発の青柳は7回1/3を投げ、9安打4失点で降板した。両リーグ単独トップの今季9勝目は手にできなかったが、奪三振8を加え、76でリーグトップに躍り出た。

 中日・大野雄とは5月6日(バンテリンドーム)以来、今季2度目のマッチアップ。前回は大野雄が十回2死まで完全投球の末、1安打完封勝利。青柳は九回まで無失点だったが、十回にサヨナラ負けを喫していた。壮絶な投手戦を演じた。

 この日は青柳が二回2死満塁から中前適時打を放ち、自らのバットで2点先制。しかし、三回に2死三塁から岡林、石岡の連続適時打で同点。六回に味方打線に2点勝ち越してもらったが、八回に3安打を集中され、再び同点とされたところで交代を告げられた。

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