阪神・青柳 両リーグトップ8勝目 4・29以来被弾…6回4失点も打線に感謝

 「阪神7-5DeNA」(17日、甲子園球場)

 これもエースの投球だ。本調子でなくともチームに勝利を呼び込んだ。計4四死球と制球に苦しみ、6回で今季自己ワーストの4失点(自責点3)。明らかにいつもの阪神・青柳ではなかったが、打線の援護で両リーグ単独トップとなる8勝目を手にした。

 「初回から野手がいい形で逆転してくれたにもかかわらず、自分の四死球からふがいない点の取られ方をしてしまった。リリーフの方々にも負担をかける形になってしまい申し訳ない」。96球での降板に反省の言葉が口を突いた。

 初回に5月28日・ロッテ戦の九回以来、16イニングぶり失点。味方の失策から1死一、三塁のピンチを背負い、牧の左犠飛で先制の1点を献上した。生還を許したのは死球で出した走者だった。六回にも四死球で一、二塁とし、4月29日・巨人戦で岡本和に浴びて以来、今季2本目の被弾。坂本は外角に構えていたが、甘く入ったツーシームを神里に右中間席まで運ばれた。

 気合十分で臨んだ今永とのエース対決はともに6回降板と不完全燃焼に終わった。自己最長を更新する10戦連続クオリティースタートを達成したが、注目の防御率は1・17と0点台を維持できず。「今回の投球をしっかり反省して、生かせるようにしたい」。次回登板までにきっちり修正し、いつもの青柳らしさを取り戻す。

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