阪神・矢野監督一問一答「三振じゃ事が起こらんから」好機で凡退のマルテ、ロハスに苦言

広島に敗れ、厳しい表情であいさつする矢野監督(撮影・山口登)
9回、広島に連敗しグラウンドを見つめる矢野監督(右奥)と井上コーチ。手前は最後の打者となったマルテ(撮影・田中太一)
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 「阪神2-3広島」(11日、甲子園球場)

 矢野阪神は終盤の好機を生かせず、1988年以来34年ぶりとなる開幕から広島戦7連敗となった。3カード連続負け越しで、借金は再び14に膨らんだ。

 1点を追う七回は1死満塁でマルテが低めの変化球を振らされ三振。悔しさのあまり、膝でバットをへし折り、自身への怒りをにじませた。八回1死二、三塁では代打のロハスが低めの変化球に空振り三振。試合後の矢野監督は両外国人選手について、「三振じゃやっぱり事が起こらんから。三振じゃね」と苦言を呈した。以下一問一答。

 -秋山は先頭を出したり苦しい投球だったことで四回までという判断に。

 「上位にいい感じに打たれていたんで。まああそこまでかなと」

 -今季なかなか秋山らしいところが出てこない。

 「真っすぐがね、やっぱりアキらしさっていうのがまだ出てないんで。まあスピードガンがね、めちゃくちゃ速くてとかそういうピッチャーじゃないけど真っすぐがもうちょっと切れてくるというか、そういうところが必要なんじゃないかなと思うけど」

 -終わったばかりだが次は。

 「考えるよ」

 -糸井が戻って来てすぐ仕事をした。

 「やっぱり、初回の適時打だってそうやし、もう1本もそうやし、四球もそうやし。何かを起こしてくれるんじゃないかなというものを持っているんで。嘉男が入るとそういうところで何か期待が上がる感じは今日も見えたんで。あとはコンディションをしっかり、どうなっていくかというところだと思います」

 -マルテ、ロハスの場面はチャンスまではつくっているだけに。

 「まあね。三振じゃやっぱり事が起こらんから。何とかしようという気持ちで行ってくれているとは思うんやけど。三振じゃね」

 -渡辺はここまで無失点だっただけに。

 「あそこ(小園)も追い込んでのあの1球というのはすごくもったいないよね。もちろん、あそこに投げようとは思っていないやろうし。簡単に行ったということじゃないんやろうけど。あの1球がもったいないと言うか、悔やまれるなと」

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