阪神 1死満塁の絶好機逃す 怒りのマルテはバットをへし折る

7回、三振に倒れたマルテはバットをへし折る(撮影・田中太一)
7回、空振り三振に倒れたマルテはバットをへし折る(撮影・神子素慎一)
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 「阪神2-3広島」(11日、甲子園球場)

 阪神は1点を追う七回、1死満塁の絶好機で、打席にマルテ。だが、カウント1-2からの4球目、低めの変化球で空振り三振に倒れた。

 甲子園がため息に包まれるなか、マルテは怒りの表情。横に持ったバットをそのまま右太もも付近でへし折り、悔しがった。続く佐藤輝は3球三振。大チャンスを逃した。

 右足コンディション不良から前日に1軍復帰したマルテ。起爆剤として期待されているが、4打数無安打に終わった前日に続き、この日もここまで1安打と気合が空回りしている。

 八回にも1死二、三塁の好機を作ったが、ロハスが三振、梅野が遊ゴロで得点できず。勝負弱さを露呈し、チームは1988年以来34年ぶりとなる開幕から広島戦7連敗となった。

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