阪神・及川が復帰2度目の登板で好投 明日の連投テストに平田2軍監督は「もっとよくなるよ」一問一答

 力投する及川(撮影・石井剣太郎)
 1回、死球を受けるマルテ(撮影・石井剣太郎)
 試合に勝利し喜ぶ江越(中央)ら阪神ナイン(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、阪神3-2中日」(7日、甲子園球場)

 今季初の甲子園でのホーム有観客試合となった一戦は、江越の延長十回1死二塁からの左越えサヨナラ適時打で劇的勝利を飾った。右足のコンディショニング不良からの復活を目指すマルテは第1打席で頭部死球を受けるも、三回2死三塁で復帰後初安打となる先制左前適時打。右脇腹筋挫傷から実戦復帰2度目の登板となった及川は、1回1安打無失点3奪三振の好投を見せ、8日・中日戦(甲子園)で連投テストに臨む。

 平田2軍監督の一問一答は以下の通り。

 -マルテが初回に頭部死球を受けた。

 「いやー、やっぱり変化球とはいえね、頭に当たって。ちょっとモロに当たったので大事をとって、もう一回立ちたいというところだったので、大丈夫やからと。昨日も言ったように、非常にこう、意欲を見せてくれるのでね。本当は5イニング守る予定で本人は出たいという話やったけど、今日ははもうちょっとやっぱり大事をとって三回でやめさせたというかな。いま、トレーナーからの話では異常はないということなので、明日は様子を見て出場は決めようと思っている」

 -2打席目には復帰後初安打も出た。

 「フォークかな、浮いたボールを三遊間に打って、ちょっと気持ち的にも(楽になった)。今日はヒットも1本出て、そういうところもあって代えたんだけど」

 -1軍が得点力不足に苦しむ中、一刻も早く復帰が望まれる。

「マルちゃんの状態も上げていかなきゃいかんかなと思いますけどね」

 -豊田がウエスタン2号となるバックスリーン左へのソロ。

 「豊田はね、ああやってスチール失敗したりしてるけど、どんどんトライしてもらって。ちょっと積極性が、走塁も欲しいんだけど。あの一発は、アゲインストのところで、掛布さんの打ったところやなと思ったよ。思い出したね、あの3連発の。掛布さんだけ、ちょっと(バックスクリーンから)外れてたんだよ。ベンチから、掛布さんが打ったような、打った方向だなと思って。バックスクリーン3連発って言うけど、掛布さんだけちょっと外れていたから。でも、彼は昨日終わってからのバッティングくらいから良くなってきてた。ちょっとずっと連戦で、こんな経験ないのでへばってたけど。こうやって、彼の持ち味、センターから右方向にも大きいのが打てるし。今日3本か。チャンスメークもできるし、あとは走塁もこれからどんどんトライさせるということで。今日はいい活躍やった」

 -及川が2度目の実戦登板。

 「いやー、この前もそうだけど球に力があるもん。今日3三振また?この前も3三振。明日連投させる予定。この辺でクリアして、故障者からは解除という形になると思う。球に力があるわ、適度に荒れるしね」

 (ちょうど及川が通る)

「おっ及川来たやん。『全然や』言うてた。この前も球に力あったし。徐々に良くなってますよ。まあ、見ててよ明日。もっと良くなるよ」

 -甲子園の観衆の前で江越が決めた。

 「やっぱりファンの方がこうやって、ましてや甲子園でできるってことは今日、江越が試合前の円陣で言うてた。こうやってファームとはいえお客さん見に来てくれるんで、そういうところはしっかり江越が最後アピールやん。途中から出場してレフト線(への安打)、あのスチールといい。だから江越みたいないい走塁の先生がいるんだから、豊田は勉強せなアカンつってんだよ。江越なんか初球から行く気満々だよ。そういうとこや」

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