阪神・村上がウエスタンで6回2安打無失点 毎回の9奪三振でアピール

 先発し力投する村上(撮影・石井剣太郎)
 1回、得点を許さず投げ終え、笑顔でベンチに戻る村上(撮影・石井剣太郎)
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 「ウエスタン、ソフトバンク-阪神」(29日、タマホームスタジアム筑後)

 阪神の先発・村上頌樹投手(23)が、6回2安打無失点。毎回の9奪三振と、課題に挙げていた直球のキレでソフトバンク打線を押し切った。

 初回を2者連続三振を含む三者凡退に抑えると、二回は味方の失策で先頭の出塁を許すも、無死一塁から圧巻の三者連続三振。1点リードの三回も味方の失策から2死二、三塁と逆転の危機を招くも、正木をスライダーで遊ゴロに仕留めて粘った。

 藤浪、伊藤将が新型コロナウイルスに感染して離脱し、現在は2軍で調整中。1軍先発にファームから西純などが抜てきされる中、村上がアピールに成功した。

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