青柳が連敗止めるプロ2度目の完封勝利 六回のピンチしのぎ「僕もしびれました」

 完封勝利を挙げ笑顔の青柳(撮影・金田祐二)
 完封勝利の青柳を迎える矢野監督(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト0-6阪神」(22日、神宮球場)

 阪神先発の青柳晃洋投手が、3安打7奪三振無失点の完封勝利でチームの連敗を4で止めた。

 立ち上がりから粘り強い投球を披露した。2点リードの初回、安打と2つの四球で2死満塁のピンチを招いたが、6番・長岡を空振り三振に仕留めて無失点。試合の流れを渡さなかった。

 六回には、先頭の青木に二塁打を浴びた。ただ、続く山田、村上を連続三振に斬ると、最後は宮本を投ゴロに。得点圏に走者を背負いながらもヤクルト打線の中軸を強気なピッチングで封じた。

 七回からは抜群の安定感を見せつけた。3イニングで1人の走者も許さず。九回は先頭の山田を遊ゴロに打ち取ると、4番・村上は投ゴロ。最後は宮本を遊ゴロに抑えた。完封勝利は2019年4月29日の中日戦以来3年ぶり、自身2度目。魂のこもった投球を繰り広げた。

 ヒーローインタビューで青柳は、「チーム的には厳しい状況ですけど、これだけファンの方々が来てくれているので絶対勝とうと思って投げました。(六回のピンチ脱出は)僕もしびれましたね。きょうは梅野さんの配球のおかげで最後までいけたので、梅野さんに感謝です」と声を弾ませた。

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